
細麺は、あんをあとからかける
細麺皿うどんは、油で揚げた細い麺を皿へ広げ、肉、魚介、野菜を含むあんを上からかけます。乾いた麺と水分のあるあんが食卓で出会い、時間とともに食感が変わります。
あんが少ない部分には強い歯ざわりが残り、よく絡んだ部分はやわらかくなります。一皿の中に複数の食感があることが細麺の魅力です。
太麺は、鍋の中で味を含ませる
太麺皿うどんの『太麺』は、うどんのような太さではなく、ちゃんぽんと同じ中太の丸麺です。この麺の表面を焼き、具材と少量のスープを合わせて、汁気を麺へ含ませます。表面の焼き目と、内側のもちっとした食感を味わいます。
細麺のように大量のあんを上からかける料理ではないため、見た目は焼きそばに近く感じることもあります。ただし、具材の組み合わせやスープの味にはちゃんぽんとのつながりがあります。
同じあんを使っても、仕上がりは変わる
細麺には、麺のすき間へ流れ、食べ終わるまで味を運ぶあんが合います。太麺では、麺の表面へ味をまとわせながら、水分を残しすぎない仕上げが食感を生かします。
家庭用セットを選ぶときは、写真だけでなく『揚げ麺』『太麺』『焼き麺』などの表示と調理手順を確認します。太麺を細麺と同じように扱うと水分が多くなり、細麺を早く合わせるとパリパリ感が失われます。
どちらを選ぶかは、食感から
- 軽く香ばしい歯ざわりと変化を楽しむ:細麺。
- 焼いた香りと、噛むほど感じるもちもち感:太麺。
- 初めてなら二人で一皿ずつ頼み、食べ比べる。


